東南置賜地方の高校再編続報

東南置賜地方の高校再編続報が出ています。
東南置賜地方の高校再編については、教育に携わる方、またその当事者である小中学生やその保護者様にとって、大変興味深い話かと思います。
令和2年3月10日に東南置賜地区の県立高校再編整備計画(案)が公表されました。
東南置賜地区の県立高校の再編整備について — 山形県ホームページ

公表後すぐに確認はしておりましたが、当サイトでのご案内まで期間が空いてしまいました。
改めてチェックしていきたいと思います。

東南置賜地方の高校再編続報

従来、以下の2案で検討を進める事が公表されていました。

  • A案
    ◇中期的には、米沢東と米沢商業を統合し、普通科と商業科併設の高校とする案
    ◇長期的には、米沢市外の3校を統合し、地区全体で4校配置が想定される案
  • B案
    ◇中期的には、米沢工業と米沢商業を統合し、工業科と商業科併設の産業高校とする案
    ◇長期的には、さらなる統合により、地区全体で3校配置が想定される案

私はA案派でした。

米沢東高校の現在の状況を考えると、進学を前提とする普通科の高校は興譲館高校で十分と考えるからです。
むしろ、専門学校や短大への進学を前提とした高校が現状に合っており、普通科と商業科を併設した高校が望ましいであろうと思っていました。

ただ、総合学科のある新しい高校と、工業高校を分ける必要があるのかという議論もあります。
※何故商業科と普通科で、工業科と普通科ではないのかや、就職と言う進路を考えたとき工業科と商業科の親和性のほうが高いのではないか等
それも踏まえて考えると、B案の最終的な形が理想的だとも思います。

  • 那須案
    ◇中期的には、米沢東と米沢商業と米沢工業を統合し、普通科と総合学科併設の高校とする案
    ◇長期的には、米沢市外の3校を統合し、地区全体で3校配置が想定される案

採用されたのは・・・

以下の内容となりました。

  • 東南置賜地区の県立高校再編整備計画
    ◇令和7年度、米沢工業高校と米沢商業高校を統合し、米沢産業高校(仮称)を開校
    ◇令和8年度、定時制を夜間から昼間に移行
    ◇令和4年度に米沢商業、令和5年度に高畠、令和6年度に置賜農業を1学級削減

B案ですね。
以下の図が示されています。


引用:東南置賜地区の県立高校再編整備計画(案)【概要版】[PDF389KB]

ぱっと見てわかりやすいのはB案だったかと思います。
実業高校同士が統合され、最終的に普通科、実業高校とわかれるので、わかりやすいです。
確かにこちらが選ばれてしまうのかなとは思いましたが、最終的な統合がなされるまでの間、米沢東校の立ち位置が難しくなるのかなと思います。
※興譲館高校でも上位の方と下位の方との差は大きいと思いますが、米沢東高校では更に大きくなってしまっているのではないでしょうか。
※皆様、大量の課題に頑張って対応されているとは思うのですが…。
また、米沢産業から短大や専門学校に進学する進路についても考えておいて頂きたいですね。

今後の統合の動き

これは従来から決まっていたことですが、米沢商業高校、高畠高校、置賜農業高校の学級数が減少します。
1学級40人ですから、公立高校の席が120人分減少します。
令和8年度までのスケジュールも掲載されています。


引用:東南置賜地区の県立高校再編整備計画(案)【概要版】[PDF389KB]

米沢興譲館高校、米沢東高校、米沢工業高校、米沢商業高校、置賜農業高校、南陽高校、高畠高校、長井高校、長井工業高校の定員数合計は1400名です。
一方で令和2年度(平成31年度の卒業生)の公立高校の受験者数は1154名です。
120人分減少してもまだまだ定員割れ状態です。

当然私立高校を志望する方もおられますから、中学校を卒業される人数からすれば定員割れではないのですが・・・。
ほとんどの高校で定員割れをしており「勉強しなくても問題ない」と考える方が多数おられる事が現実です。
学級数についても見直しを進めていかないと、学力はどんどん低下する一方のように思います。

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