東南置賜地方の高校再編(米沢商業高校等統合へ向けた再編成案)

東南置賜地方の高校再編のニュースです。

山形県高校入試はいよいよ今週末に迫っております。
受験生は今できることに集中して頑張ってくれていて、成長を感じさせてくれます。

タイトルの件についてです。
先日ニュースでも案内がありましたが、置賜地方の高校再編案が出ています。

山形県庁のホームページでも更新されていますね。
県立高校再編整備基本計画について — 山形県ホームページ
この件については先日私も問題視している事を下記の記事で明記しました。
【平成30年度入試情報】平成31年度入学者選抜志願状況
平成30年度に行われる山形県の高校入試の志願者数が発表されました。 米沢市周辺について簡単に分析しています。

既に大幅な定員割れの状況となってしまっているだけにスピード感が乏しい気もしてしまいます。
ですが、高校の問題ですから米沢市だけの問題ではないですから致し方ない点もわかります。
一方で、現状の中学生たちの将来に大きく関わるわけですから、慢性的な定員割れの問題は迅速な解決を望みます。
以前から話はあがっていたわけですが、こうして話が一歩でも進んだ事を見ると、ひとまずは安心できますけどね。

再編成案は2案あり、米沢工業高校と米沢商業高校を統合する案と、米沢東高校と米沢商業高校を統合する案です。
ニュースでは、いずれ市外の高畠高校や置賜農業高校等も巻き込み、統合されていくと報道されていました。

私の希望としては、米沢東高校と米沢商業高校を統合して頂くのが望ましいのかなと思っております。

普通科は高卒での就職が目的ではないわけですから、米沢興譲館高校へ一本化してより大学進学の高い競争力を確保するべきではないかと思います。
現在の進路実績などからは米沢東高校は「進学校」と考える事は難しく、専門学校や短大、専門性の高い私大等へ進学する方向けの高校という評価が正しく見えます。

少し補足を致しますと、大学進学が優れていて、専門学校や短大が劣っているという考えではありません。
まして在校生や卒業生が劣っているとはもちろん思いません。
ただ、大学進学を前提とする高い教養を目指すのが普通科であり、専門性を目指すのは商業や工業高校の役割だと考えています。
どのような人をどのような形で笑顔にしたいか、それを見つけるまでは様々な学問に触れ、見つかったらそれに必要な知識を習得する事が出来れば良いと考えています。
ただ、例えばわかりやすく言えば医師になりたいと思った時、医師になるための道が限りなく狭くなっているよりは、選択肢の1つになりえるという状態であったほうが良い事は間違いない事だと思います。
自分の将来を見据えて主目的とあった科へ志望や入学とすることで、生徒様の学ぶ内容は充実するのではないかという思いからの話です。
大学進学の意思が無いのに、大学進学を目指すような授業が中心で、高い競争に向けた課題を「こなす」よりも、結果として専門学校へ進学するのであればそのようなカリキュラムで様々な教養を学ばれた方が良いのではないでしょうか。

少子化による定員割れが高校再編の発端でしょうが、今後は専門性の高さで社会に貢献していく時代になっていくと考えています。
高い教養で事務処理能力に長けた人材、専門性に特化した人材、それぞれがそれぞれの道で切磋琢磨し、輝ける社会となるよう、教育も変わっていかなければならないでしょう。
興譲館も東校も看護等の専門への進学は多く、進学校では難しいようなそういった職業への指導が充実した科があると、現代社会にマッチすると考えます。
四年制大学への進学校との住み分けができると良いのではないかと考えています。

在校生や卒業生の方にとっての母校が形を変えてしまう事は少し感慨深い所があるかと思います。
私も隣町が合併したという知らせを聞いたときに悲しい気持ちになったことを思い出しました。
時代の変化とともに、その時々で必要な形や求められる形、生き残る形に変化しながら、歴史が作られていくのだなとも感じます。

立地の問題や校舎の問題などもあって難しいですが、良い方向へ進む事を期待しています!

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