中学2年生女子の生徒様とのやりとりです。
ちょっと退屈そうだから・・・
中学二年生の数学の最初の山場は連立方程式でしょう。
計算方法はすっかりマスターしています。
ボクの推奨している計算ミス対策が身に付けば、もう不安は無いですね。
で、ちょっと退屈そうです。
簡単すぎて。
でも、宿題だし、しょうがない。
そこは正解率の高さやスピードを鍛えると思って取り組んでもらいたいのが本音なんですけどね。
ということでボクの出番ですね。
那須:連立方程式の次に一次関数ってやるんだよね。
那須:比例、反比例覚えてる?
生徒様:(こくり)
連立方程式を解いていたら、ボクからいきなり比例の話をされます。
そういう事にも段々慣れてきて、
「何か連立方程式に関連する説明しようとしているな・・・?」
とボクの意図を少しずつ察知できるようになります。
那須:じゃあ、関数は?
そうなんですよね。
「聞いたことあるけど、なんだっけ?」と言ったご様子。
関数という言葉がやはり少しとっつきにくいんでしょうね。
高校生でも怪しいですからね。
そこから解説していきます。
で、行きつく先は・・・もちろん連立方程式です。
那須:一次関数って「y=ax+b」という形をしていて・・・
那須:・・・だからグラフはこうなって・・・
那須:・・・こういう問題が出るんだけど、これ、まさに連立方程式だよね?
と、連立方程式の解き方が分かれば、次の単元の問題に簡単に得点できる事を説明していきます。
数分の説明ですが、一次関数の雰囲気はわかったようです。
実際にはちゃんとその単元を学ぶときに学んでもらえればいいんです。
目の輝きを変えて連立方程式の問題に取り組み・・・という訳でも無いですけどね。
でも、「なるほどー確かにちゃんとやっておかないとなー」ってのは伝わったのが分かります。
まずは連立方程式を正確に解けることが重要だと理解してもらえれば、今の時点では問題ないでしょう。