濃い時間(英語編)

中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。

濃い時間

学校でやったことを一緒に復習しました。
数学の次は英語です。

英語

塾の問題集に取り組んでくれました。

ここでも中学英語の重要文法「to不定詞」が出てきます。
さすが受験生。
重要率高し・・・。

選択問題でto不定詞を選ぶような問題がありました。

「He went to the park to (_____) tennis.」
括弧の中に当てはまる動詞の形を「playing」、「played」、「play」の中から選びなさい。

※ちなみに問題は変えています。

那須:この文章、動詞が2つあるね?
那須:文章には動詞が1個というのが英語のルールだね。

選択問題なのでここまで話す必要はないかもしれません。
他の問題の兼ね合いで説明しています。

那須:テニスした話?公園に行った話?
生徒様:公園に行った話?
那須:正解!
那須:ということはテニスした方の「play」は、動詞としては使えないんだねえ。
那須:「to」を付けて「to不定詞」にするか、「playing」の現在分詞の形を使うか。
那須:もう問題に「to」があるからね。
生徒様:「to play」?
那須:で、正解!

なお、この問題は既に正解している問題です。
その後の問題のために解説しました。

今回解説のメインになった穴埋めの問題です。

私たちの町には訪れるべき場所がたくさんあります。
There are many places (_____) (_____) in our town.

「There be」の文です。
修飾し等を除いた骨格となる文を考えてもらいます。

骨組みを作って、そこに修飾する言葉を加えていこう!

「There be」の文はやや特殊なので、場所まで含めた次の文を作りました。
※本来なら主語、動詞、目的語などのみに、場所や時間は省きます。
「私たちの町には場所がたくさんあります。」です。

私たちの町には場所がたくさんあります。
There are many places in our town.

後は「訪れるべき」という言葉を作ればよくなりました。
「場所」を修飾する言葉です。
「訪れる」という意味を持つ動詞「visit」を使った修飾です。
to不定詞の形容詞的用法です。

この「There be」の文、動詞はbe動詞です。
ですから「visit」のままでは使えません。
先の選択式の問題で話した内容が生きてきます。

生徒様:「to visit」?
那須:正解!

理解はできている

一度正解しているto不定詞の問題でした。
選択問題と穴埋め問題だと難易度はまた違うのですが。
でも、一度「toだし、原形かな」ということでも解いているんですよね。

穴埋め問題も、ちょっとしたサポートで難なく解けています。
そのサポートを自分でできるようになれば、一人でも解けるはず!
そのために、わかるまで、何度でも挑戦し、何度でも聞いてください!

英語には流れがある

英文を作るときの流れがあります。
米沢市の中学生の皆さん、大体「感覚」で作っています。
英会話なら良いのかもしれませんが、英語の筆記試験で感覚は不確実です。

まずは中学生の英語がルールに基づいた考えを理解してもらいます。
ルールさえわかると、簡単に正解しやすくなります。
「英語はルールに基づいて答えれば簡単」
という、最初の入り口を理解するのが中々難しいんですね。

続く

英語も長くなりましたので理科は次の記事に続きます。

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