片方しか代入しない人の発想

プロはどう考えるのか。

片方しか代入しない人の発想

本日中学二年生が、
「予習で連立方程式に挑戦してみたい。」
という事で、連立方程式の解き方を一から解説し、取り組んで頂きました。

連立方程式とは何なのかから、式の計算、加減法へと解説が進みます。
連立方程式の解を求めることができるようになりました。
計算方法が分かればそれほど難しいものではありません。
たった一回の指導で解けるようになったのは、生徒様がしっかり説明を理解しながら聞いてくれたからで、そこはたいしたものす。

正解できるようになると、次に「速さ」と「正確性」が求められます。
正確性をあげるために、「間違いに気づく方法」を必ず伝授します。
実践してくれるかどうかは一応生徒様次第です。
実践してくれれば、連立方程式で間違う事はまずありません。

これは、それほど特殊な話ではなく、ごく当たり前の方法です。

  • 加減法でxを求める。
  • xを式①に代入し、yを求める
  • x,yを②に代入し、確かめる

ここでxを①に代入するか、②に代入するかは自由です。
どちらかと言えば答えを求めやすい式があり、そちらに代入するのが普通でしょう。
しかし、ここで名言が生まれました。

「どうせどっちにも導入するんだから、どっちでもいいよ。」
「式を選ぶのは、片方しか代入しない人の発想だよね。」
※ちゃんと②に代入して確かめる人は、両方代入して計算するんだから、迷わず①に代入すれば良いよね

もちろん、理想は選べる方が良いんですけどね。
とにかく、計算ミスが多い場合は、
「求めやすい式を選ぶこと考えるより、ちゃんと確認する方を優先しよう!」
なんです。

ちゃんと確認してもらえれば、数学は割と楽に100点を取れるようになりますよ。
100点取りたい方は、頭を使って効率よく、精度よく、確認する方法を考えましょう!

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