中学1年生男子の生徒様とのやりとりです。
漢字の定期試験対策
定期試験が返ってきました。
各教科順調に成果が出てますね!
ただ、漢字については今回成果が出なかったようです。
「漢字は暗記」
そういうものだと、何度も漢字をノートに書いている方も多いと思います。
でもその勉強方法で本当に漢字を書けるようになるのでしょうか?
などですね。
そういった事も指導して、取り組んでもらっています。
これは徐々に効果が出てくると思います。
定期試験では対象範囲の漢字が出題されます。
特定の漢字を覚えれば良いので、それ用の対策も使ってもらう事にしました。
那須:漢字ってどういう対策してる?
生徒様:ワークの問題を解いて・・・
生徒様:ノートに繰り返し書いてます。
那須:それで覚えられる?
生徒様:うーん・・・
大体「これでは難しい」と感じている生徒様がほとんどです。
那須:答え見ると「ああこれか」ってなる?
生徒様:なります。
那須:それなら覚えることは大体できていると思うんだよね。
那須:繰り返し書く練習は隣に答えが書いてあるじゃん?
那須:でも試験のときは書いてないんだよね。
那須:だから繰り返し書いても試験の練習になってないわけだ。
生徒様:そっかぁ・・・
まあ少し誘導的ではあります。
那須:思い出すことができない、で、それが難しいんだよね。
那須:「何も書いていない(読みしかない)状態で書く」っていう練習をしないとね。
那須:思い出す練習をあまりやれてないんだよ。
那須:具体的には・・・ってやると良いんじゃないかな?
生徒様:やってみます!
漢字については、そんなに時間を使いたくはないんですよね。
入試を考えると効率が悪いので・・・。
でも軽視するわけにもいきません。
ワークだけやってもあまり対策になっていないケースがあります。
短期的な定期試験だけだと、何回か書くだけでできてしまったりすることもありますが。
何が出るかわからない実力試験や入試問題には、ワーク以外の勉強にも取り組んだ方が良いでしょう。
ただ、入試などに向けて分厚い漢字を全てやりこもうというのはちょっと違うかなと思います。
学校で習ったタイミングでコツコツ覚えていけるのがベスト。
後は試験や総合問題などで出てきたときに間違えたものを再度確認していく程度で良いのかなと思っています。