問題用紙は語る

中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。

問題用紙は語る

生徒様が試験の自己採点をしていました。
試験の問題用紙は結構多くの事を語ってくれます。

問題用紙に途中の計算などが沢山書き込んであります。
ボクはこういうのを見るの好きなんです。
色々わかるんですよね。

那須:ここの計算、こうやるとミスが少なくなると思うよ。
生徒様:なるほど。

那須:こっちの計算っていきなり式だけど、どうやったの?
生徒様:これはこうやって・・・こうです。
那須:なるほどねー。
那須:公式も良いけど、公式使わずに出せる?
生徒様:大丈夫だと思います。
那須:この場合も大丈夫かな?
生徒様:はい。

那須:この問題の解き方良いよね。
那須:うん、良いんじゃないかな!

単純にアドバイスに繋がるものもあります。
そして生徒様の成長を感じる事もできます。

書き込みの内容は・・・

問題用紙への書き込みに、ボクからの試験アドバイスの結果であろうものが見られます。
嬉しいですね。

そういう助言をちゃんと受け止め、試験のときに実施できるかどうか。
生徒様からは結構いろんなところでボクからの指摘だろうものが見て取れるんですよね。
生徒様の努力がストレートに成績に繋がって、どんどん成績が上がってます。

今回一番「これだな」って思った書き込みは次のようなものです。
※プライバシー的な観点で本物とは異なる内容になってます。

  • エタノールの化学式って何だっけ?

こういう書き込みを、ボクは見逃しません。
大好物です。

ちなみに問題の答えは「エタノール」であり、正解しているんです。
「じゃあこのメモ何?」ですが、これは本番のための努力です。
本番以外の試験は本番で得点を取るためのものだという事をよく理解しているので、こういった書き込みができます。

「試験の中にわからないものがあれば、試験が終わった後に調べられるようにメモしておくこと」
ボクは試験の後に良くこういった事も指導しています。
試験が2倍にも3倍にも意味あるものになります。

この教えを覚えてくれていたんだと思います。
あるいはちゃんと身に付いていたんだと思います。
今回の試験では問われない知識にまで目を向け、メモっておき、後で解決する。

本番でそれが出るとは限りません。
というか、1個2個そうしたところで、ほぼ出ません。
しかし、それが各教科毎に100個も200個もたまれば別です。
むしろいくつかはまず出題されるでしょう。
確実に得点になります。
※あまりに試験的に的外れな疑問でなければですけどね・・・ちなみに上記のボクが作ったれいはまず出ない

そうした努力、絶対無駄にさせません!

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