具体化する

高校1年生女子の生徒様とのやりとりです。

具体化する

勉強時間をどれだけ確保できるか。
それが成績を決めます。
結局やったかやらなかったか、なんですよ。

根性で勉強時間を確保できるかと言うとできません。
「できる限りやります」
は、
「できる限りやりません」
とほぼ同じ。

と言う事で、明確に改善できるよう話をしました。

やりなさいとは言わない

基本的にボクから「これをやりなさい」は言わないようにしています。

  • 自分で決めていないので効果は薄くなる
  • 自分でやり方を決める力が身に付かない
  • 言い訳の材料になってしまう

等の理由からです。
効果が薄いとは知りつつも「これはやってね」を言う事もあります。
あまりにもやらない場合ですね。
全くやらないよりはましです。
でもこれは、せっかく同じことをやっても効果を半減させます。
誰も得をしません・・・。
であれば、生徒様自らが、やると決心してもらいたい。
それだけで何倍も効率が違いますから。
そうやって決心できることが効率よく生きる事に繋がり、賢さだと言えるでしょう。

そして放任しているわけでは無いです。
生徒様に自分から必要なことをやると決めてもらえるようアプローチしています。
特に試験の結果が出たときなどは、振り返りをして次に繋がるような話をします。
全部が全部うまくいくわけじゃないですけれども・・・。

会話する

那須:どうすると改善できるかな?
生徒様:これをこうすると良いと思います。

それをやってもあまり改善が見込めないとボクが判断する場合、改めて聞き返します。
那須:それで良くなるの?
生徒様:うーん・・・
生徒様もわかってるんですよね。
それじゃだめだって事。

次に繋がるような改善が出てきたときは、具体化していきます。
那須:なるほど、それは良くなりそうだね。
那須:それはどうやると必ずできるかな?
那須:具体的に決めてみよう。
生徒様:うーん・・・。
生徒様:こうやって進めると良いと思います。
那須:うん、でもそれって例えばこういう点で現実的?
生徒様:あ・・・ダメです。
那須:一番単純に考えるとこんなやり方とかできるかな。
那須:でもこういうデメリットはあるよね。
那須:それはこうすると改善するね。
那須:後は、例えばこんなやり方をしている人がいるね。
・・・
那須:どうかな?
生徒様:あのやり方が良いと思いました。
那須:あれね、なるほど。
那須:こうして、こうして、こうやっていくわけだね?
那須:その結果、この勉強は今までの2倍の量になるって事だね!
生徒様:はいっ
那須:このやり方でできそう?
生徒様:はいっ
那須:大変になると思うけど、頑張ってね?!
生徒様:はいっ

いずれ増やさなきゃねって事は、お互い認識していたことです。
今回良い機会になったかな?
ボクはできると信じて応援していきます!
そして改善された分だけ、成績にも返ってくるでしょう。

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