普通科高校に進学された方は、ご入学の後からが勝負です。
米沢興譲館高校での実例を少しぼかしながら、実情をご案内したいと思います。
ちなみに、私が実際に通っていたわけではないので、多少情報収集元の偏りがあることはご了承ください。
中学生で普通科高校を目指す方にお読みいただけたら嬉しいです。
米沢市で普通科高校に進学される方へ
米沢興譲館高校は合格するための偏差値は置賜地方の中では最も高い高校になるでしょう。
学校の偏差値で言えば、探究科で62、普通科で59くらいが一つの目安かなと思っています。
もちろんこの数値は志望者数などによって前後します。
なお「合格するための偏差値」はあくまで下限ですので、上位合格者と下位での合格者の方の間の実力差は数値以上に大きいものがあります。
上位の方、特に探究科に合格された方は、中学校の定期試験では450点前後、実力試験では420点前後が一つの目安になるかと思います。
数学の定期試験では毎回100点近く取られ、実力試験でも80点以上は安定して取られてきたのではないでしょうか。
一方下位の方ですが、興譲館高校を受験するという決断をされる方々です。
中学校の5科偏差値で55程度は無ければ、合格することはかなり難しくなってくるのではないでしょうか。
数学の定期試験では70点近くは取れていないと厳しいかと思います。
割合としては、実力試験で420点前後の方が60~90名程度、400点前後の方が80~100名程度、380点前後の方が30名程度と言ったところでしょうか。
※これは完全に想像でしかないです
最初の定期試験
さて、そんな方々が興譲館高校に入って最初の定期試験を終えています。
数学は2科目に別れるのですが、それぞれの平均点の平均点は約60点です。
中学校では安定して100点近く取ってきた方、少なくとも60点は取ってこられた方々が、高校では平均約60点です。
平均点ですから20点台というような方もいれば、やはり100点近い方もおられたでしょう。
高校最初の試験、これは高校の中では一番簡単であろう試験でです。
なお、数学はやはり点数が低くなりがちです。
他科目はここまでひどくはありません。
勉強量は増えているはず
興譲館高校は授業の進度もかなり早いですから、予習前提になります。
予習して復習してという生活を余儀なくされます。
中学校時代はとくに勉強しなくても楽に点数を取っていた方も、勉強しなければ普通の授業についていけなくなります。
勉強するようになったはずなのに、試験を迎えたら、先のような結果です。
さすがと言うところも
悪い?話ばかりではなく、さすが難関を超えてきた方々と言う面ももちろんあります。
例えば定期試験のようなものとは別に、試験期間以外に行う小テストのようなものがありますね。
中学校の試験では全員が全員高い得点ではなかったのかなと思います。
興譲館高校ではそれほど簡単ではないはずの小テストで、多くの方が高い得点をとっておられました。
やるべきことをやれていない人がほとんどいない。
これはさすがです。
一方で、なおさら平均点60点がどれほど難しいのかということですね。
進路実績
年度によって前後しますが、米沢興譲館高校の1つの目安は、上位50位です。
国立大学などの進学をある程度選択・検討することができます。
なお、50位以内でなくても国立大学に進学できる可能性はあります。
ただし高校入試のときと異なり、厳しい競争があるということは認識しておく必要があります。
塾の利用
必須ではないと思います。
ただ、ご利用頂いた方が様々な面でメリットがあるというのは間違いありません。
高校で名の通った大学の進学を目指す場合、かなり独学で勉強する時間が必要になります。
時間は有限ですので、その限られた時間を効率よく過ごすためには、的確な指導を受ける事のできる環境は重要です。
このとき、予備校のような、学校と同じように講師が対集団に向かって講義を行うスタイルは、私はあまりお勧めしません。
それが向いている方もいるとは思いますが、基本的には一度学校の先生から指導を受ける内容です。
私が言うのもおかしな話ですが、全ての指導内容について塾が著しく優れているというものでもないでしょう。
粒粒で違いはあるかもしれませんが、基本的には似たような内容を二回聞く羽目になり、時間の浪費がデメリットとして発生してしまいます。
予習した内容を1回聞いて大体わかるのであれば、わざわざ2回聞くことに時間を費やさない方が賢明かと思います。
1回ではわからないから2回聞く前提で取り組みたいというのであれば、それが良いのかもしれませんが、1回で理解している人の数倍努力が必要になるでしょう。
1回で大体がわかるようになるための努力に時間を使った方が良いのかなと思います。
ただし、学校の授業進度では遅い、という場合もございます。
このとき、独学では難しいということであれば、集団形式での授業も有効かと思います。
※動画による授業のサービスも有効ですね
個別指導形式の場合は、基本的にはメリットの方が大きいと思います。
デメリットとしては、質問等が無ければお金の浪費になるという点です。
安心を買っていると割り切れれば良いかもしれません。
また、通塾に掛かる時間も考えておいた方が良いでしょう。
※これは集団であっても変わりません
当塾は個別指導形式で、月定額で無制限にご利用いただけます。
高校生のこのような事情も踏まえてのシステムになっています。
ご利用できるのは卒業生のみ
なお、当塾のご入塾は卒業生のみに限定しております。
当塾では高校進学後の事を考慮した指導をしているため中学校からご利用いただく必要がございます。
※高校進学後からのご利用で取り戻していくということもできなくは無いですが
高校生の料金は割安に設定しておりますが、中学校からのご継続を前提としているためになります。
高校進学後に当塾のご利用を検討頂く場合は、中学校からご利用ください。