対策が有効だったかの検証です。
なお、前回記事にも入れていた、
- 版籍奉還
- シベリア出兵
- 満州事変
全て出題されていましたね。
定期試験対策問題の振り返り
まずボクの作った対策問題は問題数を絞り込んでいます。
- 短時間で効率よく復習できるものとしたかった
- 高得点の方向けではなく、平均点をとるのが難しい方向けにしたかった
- 「これだけは」というものにしたかった
簡単に言えば「社会の勉強は1時間位集中して勉強すれば、50点位得点できる」というのを目指していました。
国語以外は用意しておりますが、数学や英語は1時間で50点分勉強できるなんて無いですから、これはあくまで社会の話です。
結果98問になりましたので、鉛筆使わずに下敷きなどで隠して練習すると、1時間もあれば何週かは練習できます。
後はどれくらいの得点分に該当するかです。
出題率と的中率
対策問題に記載していた場合は「○」、記載できなかった場合は「×」にしています。
対策問題としては掲載していたものの、
「やや踏み込んだ内容であり、対策問題には記載以外の内容まで理解していないと正答できない」
という定期試験の問題もいくつかありました。
そのような場合は今回「△」としました。
一方、対策問題は用語を答える形式で作っていますが、問題文の方を答える形式の定期試験問題が出題されているものもいくつかありました。
これは今回「○」にしています。
対策問題の記載 | 定期試験問題数 | 出題率 |
○ | 51 | 74% |
× | 15 | 22% |
△ | 9 | 13% |
計 | 69 | – |
かなり網羅しましたね・・・。
△を含めなくても、出題された問題の70%以上もカバーしていました。
一方で対策問題は98問あったわけですが、39問が出題されていました。
1つの問題の中に複数答える問題などもありましたので、1つの対策問題が複数の定期試験問題に該当するケースも多く見られました。
的中率は40%です。
演習問題としては高い割合で定期試験問題に出題されたことがわかります。
ちょっと「チート」みたいな状態になってしまいましたね。
振り返り
一方で心配なのは、範囲は広いけど、特定の単元だけ出題されちゃわないかが心配です。
というか、かなりそうなりそうな気がしています。
やはりそうなっていたように思います。
例えば文化面は一切触れられていませんでした。
- 夏目漱石の「吾輩は猫である」
- 樋口一葉の「たけくらべ」
- 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
お気持ちはわかりますが・・・。
これ系も対策問題としては外せませんでした。
後は細かい所ですね。
- 地租改正の税率が反対一揆によっていくつに下げられたか
- 徴兵制では何歳から兵役が義務付けられたか
- ポーツマス条約で日本が租借権を得た都市はどこか
この辺は今回作成の対策問題としてはそもそも対象外です。
正答率もそれほど高い問題ではないんじゃないかなと思います。
※数字部分はある程度高そうですが
ですからまあ仕方ない部分ですね。
かなり効果的でした
実際の結果はまだわかりません。
しかし対策問題としてはかなり優秀なものとなっていました。
ニーズに応じて次回もご用意していきたいと思います。
生徒様にはお伝えしていましたが、欲しい方がおられましたらご連絡ください。