それでいいの?これでいい

それでいいの?
これでいい。
正解!

中学2年生男子の生徒様とのやりとりです。
試験前に学校課題を終了させ、自分の勉強に取り組むことができました。
実力試験対策をしました。

数学の対策

数学の実力試験対策として、実力試験で出題されるような計算問題に取り組んでもらいました。
やや計算ミスが目立ちましたが確実に実力は上がっています。
計算問題、方程式、今の生徒様の実力なら基本的に解けるはずです。
頑張ってここまで来ましたから。

試験慣れができると変わってくるように思います。
数学の計算問題、期待していますよ!

国語の対策

ボクは普段、あまり国語の対策はしません。
数学と英語が中心です。
理科と社会もやります。
本人の希望で国語の対策をしました。
かなり濃い授業になりましたね。

まず、そもそも何を使って勉強するんだということから始まります。
学校の定期テスト対策用の教材を挙げてくれました。
しかし、国語の対策は、定期テストの対策とは異なります。

本来であれば、ある程度この辺りは自由に勉強してもらっています。
しかし、試験直前ということもあって、より効果的な勉強にしたいですよね。
数学と同じように、実力試験で出題されるような計算問題に取り組んでもらいました。

品詞関係の問題・・・
文章題の選択式の問題での解答方法・・・
同じく文章題の「抜き出しなさい」形式の解答方法・・・

特に文章題については僅かな時間ですが大きな収穫だったんじゃないでしょうか。

抜き出しなさい

この問題の特徴は「字数が決まっている」、「文章中に答えがある」という特徴があります。
サービス問題です。
難易度が高い場合もありますが・・・。

まず文章中のどのあたりに答えがあるかの絞り込みをします。
次に該当の文字数と同じ文字列を探します。
それが答えにふさわしいか吟味します。

たまたま使っていた問題が「抜き出しなさい」が結構出題されていました。
一度解き終わったとき、解答は空欄でした。

ボクが「こうやって解くんだよ」ということを解説し、再挑戦してもらいます。
違うところを選択することもあります。
ボクが「それでいいの?」を何回か繰り返します。
合ってても確認のために聞くからね、って言ってます。

生徒様はもう一度考え、間違っていると判断すれば別の選択をしてくれます。
しかし、正解を選んだときは、「これでいい」となりました。
結果、生徒様は見事正解を抜き出すことができました。
一度選んだ解答を吟味する、ボクがいなくても継続してくださいね!

それでいいの?

正解を書いてくれていたわけですが、それでも聞きます。
教える立場としては「正解!」っていち早く褒めたいんですけどね。
ぐっとこらえて、本当にわかって選んでくれているのか、確認します。

昔はやりましたね。
司会:ファイナルアンサー?
解答者:ファ、ファイナルアンサー
ドキドキしますよね。
ボクはあそこまで沈黙したりはしませんが・・・。

生徒様は最初は困ってしまうかもしれません。
当てずっぽうが通用しないので・・・。

国語の授業

国語の問題って、学校で解き方まで教えないですよね?
授業では文章の説明、用語の説明などです。
問題の解き方については、「できて当たり前」みたいなところがあります。

演習問題形式の国語の授業時間はかなり短いという印象です。
演習問題の度に新しい文章が出てきてしまっては、授業が進みません。
国語の授業なので、その演習問題の文章の説明までしていてはやりすぎになってしまいます。
ミイラ取りがミイラになってしまうようなものとでも言いましょうか・・・。

国語の勉強は別に問題を解くためにやっているわけではないんですよね。
そう考えると、別に問題を解く方法を授業で扱う必要はないと。
更に言えば、従来からの試験という方法で国語の評価をつけるということ自体、ちょっとおかしいのかな?

でも今は試験を行って国語の成績が決まります。
受験の合否が決まります。
国語は解き方についても一度学んでおけると大きいと思います!

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