類は友を呼ぶ

高校1年生男子の生徒様方とのやりとりです。

類は友を呼ぶ

とりあえずまずはご様子から・・・。

好奇心

塾内書籍コーナーで問題集を立ち読みする生徒様がおられました。

那須:気になる問題でもあった?

見ているページには微分積分・・・。
いや、まだ高校一年生で、数Ⅰも終わってないでしょ!?
と思う一方、たぶんやれちゃうのかななんて思ったりもします。
どうやら、難しい問題を探しているご様子・・・。
数学への好奇心が高く、予習、難問、前向きに挑戦してくれています。

那須:この問題集は今使ってるやつのワンランク上って感じの問題集だね。

と、正直高校1年生にはちょっと早い問題集を紹介しました。

生徒様:それ、やってみます。

即決といった感じでした。
たとえが良く無いですが、釣り堀に糸を垂らした瞬間浮きが沈んだような・・・。

大学入試向けの問題集なので、現段階で解ける問題は限られています。
その中でも単元的に解けそうなものに挑戦してくれました。

思いついた解法で解く事が出来ました。

那須:この問題、こんなやり方もあるね。

ボクの想像では、そこから解説した方法を学ぶための問題かなって思ったんですね。
簡単にやり方だけ解説しました。

生徒様:(なるほど・・・)

解答を確認すると、生徒様の解いてくれた方法が通常の解答として載っていました。
案の定、別解もついていました。

那須:そうそう、で、こっちの別解・・・あれ?w

ボクの想定とはまた違った、さらに違うやり方が別解に記載されていました。
それはそれでよくやられる手法の解答ですから、「そうそう、これもあるね」とはなったのですが。
ボクの話したやり方も、結構有名な方法だとは思うんだけどな・・・?
その解法はまだ習っていない単元の知識を使った解法なので、思わぬ展開でした。

まあ、ボクの想像と違ってはいましたが、良い学びにはなったのかなと思います。

疑問を持つ・観察眼

オンライン授業としてメールでのご質問を承っております。

とある生徒から質問が届きました。

この問題はなぜ他の問題との扱いが違うのですか?

お、おう・・・

掲載された問題、他の問題と同じと言えば同じです。
しかし、違ったアプローチも考えられる形で出題されていました。
たぶん、そのアプローチの練習のための問題なのかなと思いました。

うーん。
そういう疑問を持つとは。
高校数学への理解が高いなぁ。

高校数学で出題される問題をパターンとして理解しようとしているんですよね。
この出題のされ方はこう解く、この特徴を持つ問題はこう解く。
そういったパターンの理解は、短時間で問題を解き、高得点をとるために有効な手段でしょう。

しかし、「問題の扱いが違う理由」を聞かれたのは初めてだったかもしれません。
ボクなりの答えを出せたから良いですが、油断すると答えられなかったかもしれません。
「他と一緒だよ」なんて言ってしまったら、せっかくの生徒様の気づきを無駄にしてしまいます。

似ている

ボクも好奇心は強いと思います。
あまり疑問視されないようなことも疑問に思ったりします。
なんか似てるなぁなんて思いました。

人は身近な人に似るって言いますよね。
ボクの影響?なんて少し思ったりもしますが、いや、たぶん元々なのかな、とも思います。
どちらかと言えば、類は友を呼ぶ、なのかなと。

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