遅めのスタート

中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。

遅めのスタート

生徒様が学校課題と塾課題をテキパキとこなしています。

生徒様:こんにちはー!
那須:こんにちは!
生徒様:ササッ・・・
生徒様:ドサッ、ガチャ・・・(カバンを置く)
生徒様:先生、これ。
那須:ありがとう。(提出物を受け取る)
生徒様:ガサッ・・・ペラッペラッ(対象ページを開く)
・・・(学校課題を猛スピードで解いていく)
那須:はい、ありがとう。(提出物を返す)
生徒様:はい。
・・・(学校課題を猛スピードで解いていく)
生徒様:ガサッ・・・ペラッペラッ(別の教材の対象ページを開く)
・・・(別の学校課題を猛スピードで解いていく)
生徒様:ドサッ・・・ペラッペラッ・・・(塾教材の対象ページを開く)
・・・(国語の問題文を読みこむ)
生徒様:・・・

昔はその日の自学とに何か1教材と言ったところだったと思います。
ここ数か月で取り組み方がガラッとかわったような気がします。

学校課題と塾課題

本来夏休みの時期と言うこともあって、中学1年生からの総復習用教材が配布されています。
まだ学校は休みに入っておらず、そのためか夏休みの課題としてはかなり薄いです。
例年、教材「あつもの(ローカルな呼び名)」が配られますから、「今用」なのかもしれません。
中学2年生の夏休みの宿題を2割増し位、難易度はあったものを3つから選ぶみたいなタイプですね。

塾課題は毎年使っている夏休みを掛けて取り組んでもらっている中学1年生からの総復習用教材です。
こちらの教材に、独自の方法で取り組んでもらっています。
厚さは解答を含めず1.5cm、難易度は入試向けで高めの教材になっています。

本来は生徒様の理解度に合わせた教材が良いかもしれません。
しかし、簡単な問題を解いても、入試問題を解けるようになるかというと、そうではないんですよね。
結局難易度の高い問題に答えることができなければ、得点は頭打ちです。

簡単な問題が必要になるのは、一人で勉強する時です。
塾では隣にボクがいます。
いつでもできるようになるまでのサポートを受けることができます。
このような場合は入試問題で解ける問題を増やした方が良いです。

生徒様はできるようになりたくて塾に来てくれています。
だから、できない問題があって当たり前です。
ボクが必要だと思うところまでさかのぼり、そこから今取り組んでいる問題を解けるようになるまですべての障壁を乗り越えてもらいます。
結果、入試問題で解ける問題が増え、得点は上がっていきます。

難しい問題に取り組むのは大変だと思います。
でも、取り組んでもらったからには、ボクが成果に繋がるようにします。

必要な負荷

本来は夏休み期間に取り組んでもらう教材に学校に行きながら取り組んでもらっているということになります。
それなりに高い負荷は掛かっていると思います。
でも、ぎりぎりやりきれるくらいの負荷が無いと面白くならないですからね。
受験学年ですから、他に気にするものはありませんから、負荷をかけて受験モードに切り替わってもらう必要があります。

早い方は受験モードに入っていますから、夏休み前後というのは遅めのスタートになります。
部活などもありますから、そのあたりのバランスは個々に変わってきますね。

やる気は十分、後は・・・

ということで、学校課題と塾課題を終わらせるために必死に取り組んでいます。
頑張ってますね。

集中力高く取り組めています。
学校課題は黙々と一人で解けてしまう感じですね。

良い感じで進んでるね~?
はいっ!

充実感のある返事です。
良い感じですね!

ただ、きっとこの後で少しペースダウンしてしまうかなとも思います。
それはやる気の問題ではなく、問題の難易度的に・・・。
だから悪い意味ではありません。

ボクの出番が増えていくことになると思います。

問題がどんなに難しくても、ボクはみんなが理解できるまで諦めません。
頑張っていきましょう!

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