男子三日会わざれば刮目して見よ

中学2年生男子の生徒様とのやりとりです。

試験前ということで、本来は休業日であった7/16を営業日に変更しておりました。
その日の出来事です。

男子三日会わざれば刮目して見よ

そもそも休業日だった日を営業日としたのは、こちらの生徒様のためです。
昔からご依頼頂いて都合が合えばこのような変更を承っております。
負担は大きいのですが、それが生徒様のためになるのであれば、ボクとしては当然。
単純に「教えてもらえる」ということ以外に、頑張ろうって気になりませんかね?

この生徒様とは昨年から一緒に勉強させてもらっています。
生徒様の内面が日に日に成長しているのを強く実感しています。

大きく成長を感じた一度目は「勉強する姿勢」で感じました。
その時はまだ中学一年生です。
「いい成績をとりたい」という気持ちが、勉強する姿勢に現れるようになりました。

  • 試験前だから塾で「勉強したい」
  • 試験範囲の学校ワークを早めに終わらせ、自分の勉強に使える日を作る
  • わからないところを積極的に質問する

「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉が浮かびました。
毎日のように会っていましたが、短期間でここまで成長するものかと・・・。
しかしこのことわざ、現代では非難されそうなことわざですね。

二度目が今回で、数学の計算力です。
昨年も徐々に良くなってきている事は感じておりました。
しかし、ここにきて「メキメキ」と計算力が身に付いています。

数学の計算力をいくつか段階分けしてみます。

段階計算の理解度計算の正確性割合
S1%
A+9%
A10%
B+30%
B20%
C×20%
C-××10%

「計算ミスがほぼない」という方はあまりおられないですね。
模擬試験等で色々な生徒様の様子を見ていますが、優秀な成績を収める方も結構間違えています。
もう少しいうと、「100点取るための対策」をしているボクから見れば「間違えてもおかしくないやり方」になっています。
色々なコツを伝授してあげたいと思っているので、模試の後にフィードバックで助言する場合もあります。

また、「計算はほぼ間違えない」という自信のありそうな方も少し理解の甘いときが多いですね。
特に方程式で答えが分数になるような問題は正答率が下がります。

こんなことを言うのも何なのですが、生徒様は入塾当初はCくらいでした。
正負の四則演算から、何度も繰り返し演習し直しましたね。

コツコツと繰り返し演習を重ね、ようやく今はAと言っても良いでしょう。
整数解となる方程式や連立方程式に限って言えばA+と言っても良いくらいです。
それぐらい上達しました。

すごいところ

彼のすごいところはそれが周りから見ても見えるくらいに成長しているところですね。

努力が認められる。
周囲の方から勉強で一目置かれる。

これって中々ないですよ。
ボクみたいにコーチングをしているとか、指導者の立場ならまだわかります。
ご友人とか周囲の方に認められるのは、かなりのものです。

本当に今までよく頑張ってきてくれたなと思います。
とは言えまだまだ課題はありますから、ボクの出番は多くあるでしょう。
計算力がここまで付けば、どんどん結果に繋がってくるでしょう。
とりあえず図形が出てくるまでは、本人も驚くくらいの結果になると思います!

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