中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。
手書きのプリント
生徒様が手書きのプリントに取り組んでいました。
那須:今日はまずプリントかな?
生徒様:実力試験の対策プリントです。
先生が作ってくれたの?
クラスの子が作ってくれました!
おぉ!?
内容を見ると、「一問一答形式」です。
「問.日本の最東端の島は何?」「答.南鳥島」
「問.戦国大名が、律令や御成敗式目の他に作った独自の法律を何と言う?」「答.分国法」
みたいな問題です。
この形式は単純ですが効果があります。
手書きのプリント一枚で高い効果を狙おうと思ったら、基本的にはこの形式が無難でしょう。
一問一答形式以外ですと、選択問題や並べ替えなどが代表的でしょうか。
しかし、選択問題では簡単になってしまいます。
明らかに違うものばかり選択肢に並べられてもちょっと興覚めです。
一方で並べ替えは作るのが少し難しかったりします。
模擬試験などに出る並び替えは、歴史的な背景を知っていると年号等わからなくても正答できるような作りに大体なっています。
それを知らずに年号だけで並び替えるようなものになってしまうと、ちょっと難しすぎる割に試験には出ない残念な問題になりかねません。
バランス良く作るのは難しいものです。
生徒様、やりますね。
しかも、狙っているのが、出題されやすいところ、マイナーだけど出そうなところ、良いセンスです。
良い所ついてるね~ここから出ると良いね!
っと、ボクの試験対策問題も負けません。
取り合えず、7つに絞ってみました・・・!
- ①ヨーロッパで1年中ふく西風を何と言うか?
- ②東南アジアで行われるコメを年に二回作る農業を何と言うか?
- ③日本の人口ピラミッドは何型?
- ④寛政の改革を行ったのは誰?
- ⑤自国の利益のために他国を植民地支配を行い強大な国家を作ろうする考え方を何と言う?
- ⑥各民族が他に干渉されることなく政治などを自分たちで行う考えを何と言う?
- ⑦都市向けにその周辺で行われる農業を何と言う?
①偏西風
②二期作
③つぼ型
④「今日寒天食べた、よしまず水のもう」で、松平定信
⑤帝国主義
⑥民族自決
⑦近郊農業