流れがあるんですね。
中学2年生男子の生徒様とのやりとりです。
理科が中々覚えられない・・・。
頑張ってます。
ここ数日でかなり学びましたね。
定期試験で活かしましょう!
流れがある
コロナの影響で中学2年生ですが、中学1年生の地学を学んでいます。
この単元は大きく分けると次の3つがあります。
- 火山、火成岩
- 地震
- 地層、堆積岩
今はこの3つめの地層、堆積岩について学んでいます。
そしてこの単元の最後の山場、柱状図が出てきます。
山場だけに、山の各地点の柱状図が問題に並べられています。
柱状図
その土地で穴を掘ったとき、地下何メートルにどの地層があるかを示す図です。
柱状図を使った問題は正答率の低い問題がそろっています。
A地点が海底であったとき、深さはどのように変化したか答えなさい。
A地点の柱状図には地下3mまでが「砂岩」、3mから下は「れき岩」という地層になっています。
実にいい問題です。
表面的な知識で答えることもできます。
しかし、この単元を総復習して一連の流れを理解することもできる問題です。
- そもそも岩石が雨風で「風化」しもろくなり
- 削られ(「浸食」され)
- 川によって下流へ「運搬」され
- 平野や海岸に「堆積」して
- 固められてできたものが「地層」である
- 重い「れき岩は海岸(浅い)」に
- 軽い「砂岩は沖合(深い)」に堆積する
- 地層は「古い年代ほど地下」にあるので
- A地点の地層はれき岩から砂岩が堆積してきたので
- 浅い海から深い海に変化した
流れがあるんだね。
那須:(川で流されてきただけに・・・)