高校1年生男子の生徒様とのやりとりです。
高校数学への順応
しかし、高校生になってから使っているテキストは「青チャート」です。
中学生の頃に使っていた教材よりも粒々が難しい問題になっていることでしょう。
高校数学への順応なのか、ノートに変化が見られました。
中学生の頃
悩む問題があっても、ほとんどの問題を自力で解いていました。
最難関な問題集だったんですけどね・・・。
悩んでいるとき、アドバイスさせて頂きました。
グラフを実際に書いたり、頭の中でイメージしたりすると、
ハッと気づきます。
実際に書きこんだり、頭の中でイメージしたりすると、
ハッと気づきます。
数学の問題文を読んだだけでは理解の甘い部分があります。
という指導を彼以外にも、数学の得意な方、得意ではない方、どんな生徒様にもしています。
彼の場合、先に書きましたが、頭にイメージするのも早いのか、書く前に気付いちゃうんですね。
たぶん、これまでもそうして解いてきていた分、頭の容量が大きく、早いのかなと思います。
それはそれで頭のトレーニングには良いですが、効率よく数学の問題を解く上では書くという手段は有効です。
文章題があるのは中学数学の特徴ですが、大体方程式や関数を作る程度なので、図が無くてもできてしまうことも多いです。
ぱっと浮かばないようなときは図を使っていましたが、使わずに解けてしまう中学数学でした。
高校生になってから
ノートを見ると良く絵が出てきます。
まだ関数に入っていませんが、ベン図や場合の数の問題で絵を目にする機会が増えました。
恐らく、絵を書かなくてもできてしまう問題もあるんじゃないかなと思います。
「NASUKENを並び替えて辞書順に並べたときに349番目に来るのは何?」
のような問題は書きながらやってくれていますが、頭の中だけでできてしまいそうです。
「さすがに図があったほうが解きやすいぞ」という問題は高校数学になると増えます。
「とりあえず連立方程式を解けば交点が出る」みたいな話とは変わってきます。
※誤解を生みそうなので補足しますが、彼がそう理解しているという話ではありませんので。
意図してか、自然とか、高校数学に順応し、図を活用してくれているのかもしれません。
紙を使わずに「数字当てゲーム」とかやったら、強そうです。
3桁とか4桁の数字を決め、交互に数字を言い合って、使う数字があっていたらボール、場所まであっていたらストライクという情報をもとに相手の数字を予想するゲームです。
「7419」という数字を決めて、「4239」と言われたら「4」は数字があっていて場所が違うので1ボール、「9」は場所まであっているので1ストライクという情報を返すことになります。
慣れると、3桁の場合は4~6回目位で当たるようになります。
ボクは紙があれば自信ありますが、紙なかったらちょっと自信ないですね。
数字当てゲーム大会、やりたいです。