明日はどんな質問を持ってきてくれるのか


高校1年生男子の生徒様との会話です。

付箋

質問を付箋などに書いて持ってきてくれるんですね。

生徒様:問題の解き方で○○のときは・・・
那須:うん、そうだね。強いて言えば・・・
生徒様:次はこの問題なんですが、場合分け・・・
那須:うん、それはこうすると良いかな。・・・だからね。
生徒様:あと、この問題の添削お願いできますか?
那須:OK!(読んで・・・)良い感じ、○○を△△にしても良いかな。
生徒様:というと?
那須:うん、それは・・・

無制限に質問できる当塾ならではの光景ですね。
塾で自習ももちろん良いのですが、こうして質問を持ってきてくれると効果的です。

いくつか成績向上のヒントに触れておきましょう!

本質的なこと

勉強は取り組んだ時間ではありません。
「いかにできる問題を増やすか」です。
そのためには時間も重要な要素になります。
しかし、時間だけ多くても間違ったやり方だと効果は薄いです。

わからなかった問題についてわかろうという気持ちがあるか。
あるから付箋を付けて聞きに来てくれるわけですね。

さらに、自分一人でできるようになる事を常に考えています。
教えてもらった後に自分で使えるようになるまでちゃんと聞き返します。
聞き返されないときはボクから言い回しを変えて質問したりします。
いじわるですみません。
でも質問に答えてくれたら最大級の賞賛をします。
那須:おー!そう!そうだよ!
確認できるし、褒める事もできる、一石二鳥です。

たまに聞き返したりすることを躊躇してしまう方もおられます。
ボクは怒りませんし、悲しみません。
ボクはむしろ喜びますし、聞いてくれたことに感謝します。

ということで、まずはここ(質問を持ってくる)を目指しましょう!
技術は後からついてきます。
気持ちは自分で作らないと生まれません。
スイッチがあればおしてあげますが。

聞き方

「この問題わかりません!」という聞き方がまず最初です。
ボクがすばらしい解答を目の前で見せてもそれほど学習効果はありません。

那須:その問題のどこがわからないの?
那須:どこまでわかったの?
那須:何を求める問題?
那須:図は書いてみた?
問題をどこまで理解しているかの確認や、まだやっていないことがあればさせてみます。

生徒様:道のりを求める問題です。
というところまで問題を読んで把握できていれば
那須:道のりの求め方は?
と質問に質問を返していくと、だいたい答えにたどり着くことができます。
その「ボクに聞かれたこと」をそのまま次の類題で応用してもらえれば、一人でできてしまいます。
もちろん道のりを求める方法がわからなければ、答えにたどり着くまでに時間は掛かりますが・・・。

ボクに質問を繰り返ししてくれた方からよく言われることがあります。
生徒様:先生、この問題なんですが・・・。
生徒様:ここが・・・こうなって・・・。
生徒様:あれ?わかりました!
那須:うん、良かった!

ボクに聞くと、何を聞かれるか考えながら説明しだすんですね。
そうすると答えに一人でにたどり着く。
後はこれを一人で勉強しているときも頭の中でできるようになることです。
頭の中に那須をつれて試験に持ち込むことができるようになります。

質問に質問で返さないような聞き方をしてくれている場合、質問が明確になっています。
ボクが質問に質問を返さない時点で良く学び、よく質問できているということになります。

明日も・・・

こんにちはー!
先生、質問良いですか?
OK!

明日はどんな質問を持ってきてくれるのか。
楽しみです。

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