前回みたいな予想問題作ってください！
これは少し思い出話的になります。
公立高校の定期試験の問題で、学校指定教材を解き終わってしまった生徒様がおられました。
一度解いた問題を繰り返し解く事も重要なのですが、私の方で「予想問題」を作ってあげたんですね。
素直で良い子なんですよね。
思いのほか好評
問題作るのって結構大変なんですよね。
きれいな数字が答えになるように問題作ると、教科書の例題になってしまったりします。
図を作ったり、きれいに字を書いたり、全国の先生方は陰で努力されています。
しばらくして、次の定期試験前に生徒様から言われたんですね。
「前回みたいな予想問題作ってください！」
って。
「あー作った甲斐がある～」と思っていたのですが、作るのは大変なんです。
でも頑張って作りました。
嬉しい報告
試験が終わって、塾の扉が開いて目が合うと、嬉しそうに報告してくれたんですね。
その数字も嬉しいんですけど、何よりうれしそうな表情にやられました。
本当に素直で良い子なんです。
キラッキラした目で、報告してくれたんです。
ボク、涙もろいんです。
あまり出さないようにしていますが。
と言ってもつい先日も合格報告に来てくださったときに、涙ぐんでしまいましたが。
頑張ってこらえています。
予想問題作ります
それ以来、必要な生徒様には「予想問題とか必要だったら言ってね、作るから」と声掛けるようにしています。
学校教材と塾教材が完璧になったら･･･ですけどね。
中学生だと結構教材が豊富なのでその域に届きにくいのですが、今年度の高校生は猛スピードで対策を進めているので「予想問題」の出番かもしれません。
コロナの状況下なのに、既に1学期分くらい予習で学校教材と塾指定教材が進んじゃってましたからね･･･。
楽しみです。
なお、この「予想問題」ですが、問題自体はそれほど価値のあるものではありません。
ぱっと渡してやってみてもらったところで、それほど成績には影響しないでしょう。
頑張ってたどり着いた「予想問題」というところに価値があります。
また、問題を作るのは大変なことなのに、それを塾の先生が何の見返りもなしに手作りで作ったという点にも価値があると思っています。
頑張ってやりたくなるじゃないですか？
というか、ボクならなります。
ちなみに既に高校生から、休暇明けの試験で学年1位だったという報告も出ていたりします。
「予想問題」を苦労して作ることが再びありそうで、楽しみです。
