中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。
勉強方法を改善するために・・・
今やっている勉強の目的や効果をわかっているかどうか。
目の前の勉強に時間を割くよりも、まずはそこを理解したほうが良い場合もあります。
元々成績に伸び悩んで利用頂く場合もあるのが学習塾です。
それまでやってきた勉強方法に問題があって伸び悩んでいるという事も多いです。
せっかく勉強に時間を費やしていても、効果が無いと伸びないですし、だんだん嫌になってしまうのも当然です。
ただこの「やり方が問題」と言う場合、やり方を改善するだけで成績も改善します。
そして、割と多くの方がその状態にあるのではないでしょうか。
※特に真面目な女子の生徒様に多いと思います。
勉強方法を変えると成績が上がります。
正確な値は無いですが、ご入塾後がやはり一番成績の伸びる時期になっています。
勉強方法を改善し成績が伸びた後、注意しなければならないことがあります。
ちょっと「楽」したくなる
成績上がると、ちょっと「楽」したくなります。
改善したはずの勉強方法を維持できない方が出てきます。
そもそも「やり方に問題がある」というのは、大体が頭を使わないような楽な勉強に「逃げて」しまった結果です。
すると「勉強」が「作業」になり下がります。
言い方が厳しいですが。
割と高校生に多いのは「解答見てできた気になっちゃう」です。
高校数学、早いですからね・・・初見の問題に解答を見ずに正答できない事も多いはずです。
しかし、そこで解答見たら、それはもう一度取り組む必要があるわけですが、それを怠ってしまうんですよね。
結果、何も力はついていません。
「あれ、これどうやるんだっけ?」
試験では問題を見たことはあるけど解く事ができないという状況になります。
答えを見た後にもう一度解くという時間を作らないと、この状況は改善できないでしょう。
それを怠ってしまうと、一度解答を見た時間すら、ただの無駄な時間、「作業」になってしまいます。
「答え見るマシン」状態、もったいない・・・。
「勉強方法に問題があって伸び悩んでいる」
と言うのは、「勉強」しているようでこの「作業」になっている方が多いんですね。
それを改善して勉強に戻したはずが、油断していると作業に戻ってしまう。
一度言ってわかってもらえる場合は良いんですけどね。
でも、徐々に徐々に楽な方に逃げてしまう方もいるわけです。
これはボクの伝え方にも問題があるんですよね・・・難しい。
申し訳ないけれど、また繰り返し作業を勉強に戻すところから始めなければなりません。
那須:この勉強方法、結構な時間費やしているけど、どれくらい効果あると思う?
わかってもらえるまで諦めずに、改善を続けていきます・・・!