実力試験へのコメント

中学生の生徒様に実力試験結果のコメントを出しました。
生徒様とのやりとり・・・という訳では無いですね。

実力試験へのコメント

実力試験は入試の対策として有効です。
ちゃんと活用できるように、入試との関係性を解説しています。

定期試験の場合は学校ごとに問題が違っています。
また、入試の問題とは出題内容が異なります。
目的が違いますから入試の対策にはならないんですね。
もちろん知識的に共通している部分は多々ありますが。

実力試験は入試問題と関連性が強く作られています。
難易度的には入試や模擬試験よりもやや低めの設定になります。
しかし、試験の出題形式がかなり近く作られています。
そして学校間で異なる試験を実施するのではなく、共通した問題を使用しています。

という事で、実力試験については、より「次解ける事」を重視しています。
全員に「この問題はこういう点が重要」とか、「この問題のキーワードはこれだから」とか、「次はこういう問題を解けるようにしていこう」とか、細かく指導していきます。
全体を通して「だいぶ良くなったよね!」とか、「次はまず理科を頑張ってみよう!」とか、そういうコメントもつけています。

しかし、全員に口頭でコメントするほどの余裕はありません。
何せボクのコメントは大量ですから・・・。
重要な要素だけを口頭でコメントし、後は心を込めて付けた紙一面のコメントを読み解いていただきます。
これは活かすも殺すも生徒様次第です・・・。
せっかく寝る間を惜しんで付けたコメントですから、活かせるよう働きかけますが、最終的には生徒様がどう判断するか、ですね。

コメントで解決しない場合は聞いてくれます。
ボクの書いたコメントにマーカーしてくれるのを見る事もあります。
紙一面に掛かれたコメントを1つ1つ解消するのは結構大変なはずです。
でも、そんな取り組みをしている人は、回を重ねるごとにコメントの量が減りますね。
確実に吸収してくれているんです。
自然と偏差値があがっていき、どんどん目標が高くなっていきます。

ボクも誰にどんなコメントしたのかを全て把握していませんがある程度は覚えています。
何度も同じコメントを書くのは心折れそうになる事もあります。
でも、そこで諦めたら絶対に読んでもらえないですよね。
読んでもらえるまで、読んでみよう、読んでみたいって思えるまで、書き続けます。

実力試験は、ボクにとっても結構重大な試練になっています。
もうじき夏休みも終わり、8月分の試験が行われますので、楽しみです。

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