中学3年生女子の生徒様とのやりとりです。
英語と数学を中心に頑張ってくれています。
両科目は積み重ねが大切で、1年生の内容から必要な部分を抑えていないと中々正解できません。
難しい性質を持った科目です。
授業でわからなかったところなどを解消するのに頑張っています。
どんな問題集にも載っている問題
英語ですが試験に出やすい重要箇所は繰り返し聞くようにしています。
那須:現在完了形の「since」、「for」どこで見分けたらいいかわかる?
そんなことを聞いていきます。
どんな問題集にも載っているような、確実に定期試験で問われる問題です。
どんな問題集にも載っている問題を、ボクが聞く意味あるのでしょうか?
ボクはあると思っています。
「ボクが出る言った問題は本当にテストに出る」
それがわかったら、聞こうと思いますよね。
そうやって信頼を得ていくものだと思います。
話す内容がどんなに優れていても、聞いている方が「聴く状態」になっていないと伝わりません。
「聴く状態」になってもらうためには信頼が必要です。
教材を作ろうか
その一方で、超重要項目だけをまとめた教材を作ろうと思い始めました。
作ってしまえば毎回聞く事も無くなるかと言うと無くなりません。
教材があっても使われなければ意味がないので、教材を作って終わりではありません。
やはり地道な信頼を得るための声掛けをして初めて意味のある教材になります。
生徒様の勉強も地道な努力です。
ボクが信頼を得る事も地道な努力しかありません。
勉強は気持ちだけで問題を解く事は出来ません。
知識を蓄え、練習をし、問題を解く事ができるようになります。
知識や技術的なものが必要です。
信頼を得ることは恐らく知識や技術ではないでしょう。
もっと精神的なことだと思います。