高校入試一般募集志願状況が発表されました
以下は令和2年度の高校入試一般募集志願状況になります。
引用:山形県庁令和2年度入学者選抜情報一般入学者選抜 志願状況(PDFファイル250KB)
見るべきものは、一般選抜定員と一般選抜志願者数、その比である一般選抜志願倍率です。
相変わらず軒並み定員割れ、定員数よりも志願者数のほうが少ないという状況です。
この状況が続いていることが学力低下の要因の一つかと思います。
こういう状況に置かれている子たちは本当に可哀そうです。
米沢興譲館だけが定員割れしておりませんが、昨年の1.19倍に対し、今年は1.09倍と減少しております。
昨年の高校入試の受検者数と合格者数
話の流れでこちらも確認しておきます。
以下は昨年平成31年度の高校入試の受検者数と合格者数になります。
引用:山形県庁平成31年度入学者選抜情報受験者数・合格者数(PDFファイル192KB)
米沢興譲館高校を除き、定員割れでした。
米沢興譲館高校と、置賜農業高校以外の受験者は全員合格しています。
このままでいいの?
この状況で本気になれる人もいますが、そうでない人もいます。
競争がすべてではないですが、18歳まで本気でぶつかる競争がないんです。
勝ったり負けたり、うまくいったり行かなかったりするから、人生豊かになるんだと思います。
その後苦労するのは目に見えていて、そういう環境を作っているんですよね。
現に高校生達が大学入試をする際、不必要に苦労させていると思います。
大学受験が学年が進んでようやく見えてきて、いざ全国模試を受けてみて現実(地域差)を知るというのは酷です。
本人の問題という部分も無くはないですけど「もっと頑張らせてもらっていたら」と思わせたくありません。
沢山の地域で中学生や高校生を見てきたからわかることがあります。
本当に教育面でよろしくない状況です。
他を知っているからこそ、この状況をなんとかしたい。
でも伝える事が出来ず、何にもできていない、というもどかしさがあります。
異常であることに気付かないと、異常なまま時が過ぎていき、後戻りできず、後悔する事しかできません。
気付いてもらえる様に少しずつでもこうして情報発信し、この環境を夢を叶える塾から改善していきたいと思っています。
もし「私達の状況って異常なの?」という疑問を持ってくれたら幸いです。
興味を持って頂けましたら是非ご連絡頂けたらと思います。