【平成31年度入試情報】令和2年度入学者選抜合格者数

山形県高校入試の各高校の合格者数が発表されました!

県内高校合格者数

令和2年度の山形県高校入試情報が更新されています。


引用:山形県庁平成31年度入学者選抜情報受検者数・合格者数

米沢視点

米沢興譲館だけが倍率1を越えていましたが、他校は倍率が1未満でした。

そのため合格率はほとんどの高校で100%ですね。
ただし、置賜農業高校で1名、長井高校で1名、米沢商業高校で2名、合格者数が志望者数を下回っております。
理由はいくつか考えられますが、定員割れだからと言って確実に合格するとは限りませんので油断しないようにしてください。

定員越えの米沢興譲館の合格者数は、定員通り200名が合格しています。
「震災による福島県等からの山形県立高等学校への受検」枠があるはずですが、希望者がいなかったという事でしょうか。
結果218名が受験し、200名が合格という形です。

昨年度の公立高校受験者数が1212名に対し、今年度の公立高校受験者数は1154名でした。
人口増減以上に公立高校受験者数が低下しています。
私立高校の専願者や、推薦入試の方が増加している可能性があります。

私立と公立の併願

公立高校を第一志望校としながら、学力的に私立専願を選択される方が多くおられます。
私はこのケースの進路指導に疑問を感じています。

毎年のこの「低倍率」、「(多くの高校で)不合格者なし」の傾向を、学校の先生方も知らないはずがありません。
しかし、進路決めの際に、このような背景が考慮されていないような進路決めがなされているように感じます。
事情は説明されるのかもしれませんが、結果的に私立専願となるケースがあまりに多いからです。
なお、私立高校という選択を否定するつもりはございません。

専願という選択は、合格率を高める方法ではあります。
一方で、進路の選択肢を狭める方法でもあります。

今の現実を踏まえれば、公立高校を第一志望とされるのであれば公立高校に挑戦すべきだと私は思います。
そして、受験が人生の良い経験となるよう、それに向けて準備を勧めて頂きたいと思います。
受験で頑張った経験は、必ずその後役に立つと私は信じています。

公立高校の倍率が低く不合格者もいないため、挑戦する価値は十分あります。
進路決めをする際に背中を押して欲しい方はご相談ください。
ただ、3年生の冬になってからでは遅いので、遅くても夏前にはご連絡頂けましたら幸いです。

夢を叶える塾の合格状況

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