理科の試験で振り返り

中学2年生女子の生徒様とのやりとりです。

理科の試験で振り返り

定期試験が続々と返却されておりますね。

理科の答案が返ってきました。
良いところもあり、改善すべきところもあったかなと思いました。

良いところ

2年生理科の化学。
ボクがこのブログでも力説した「炭酸水素ナトリウムの加熱」の実験に関する問題が範囲に含まれています。

那須:この実験は絶対出るから!間違いない!
那須:いや、絶対はないんだけど、それでも絶対っていうくらい絶対出るから!
那須:実験の内容、何をどうして、何ができて、どう確認して、注意点が何、全部覚えておいてね!
生徒様:はいっ
那須:なんなら、それがなぜ試験に出るかまで、大丈夫だよね?

見事出題されましたね。
いや、普通はこの実験の問題を出題するので、別にすごくもなんともないんですけどね。

試験結果を見ると・・・実験を扱った大問はほぼ正解!
表記の問題で三角はあったもの、期待する水準で理解してくれていました!

苦手意識のある分野だと、ほんと覚えにくいんですよね。
でも、頑張って、よくここまで覚えてくれたなーという印象です。

これは良いところですね。

改善すべきところ

こちらはボクの作った予想問題の取り組みがちょっと甘かったんじゃないかなと言う点。
失点した箇所のほとんどが、予想問題に載せた問題でした。
ちなみに一部載せるべき問題を載せなかったのはボクの至らぬ点でした。
※全部が全部載せようとは思っていないのですが、出やすい問題として載せるべき問題があったことも事実

そしてもう1つは正解できる力を持っていながら、正解に至れなかった点です。
これはどの生徒様でも多かれ少なかれあるのですが、「問題をよく読めていない」ということが原因でしょう。
正確には「設問文の文章で細かい部分まで理解できなかった」と言った方が良いかもしれません。
代表的なもので言えば、「記号で答える問題を、用語で答えてしまう」ですね。
記号に設定された用語を解答欄に書いている場合も良くありますので、こういう失点は防いでいかなければなりません。

とは言っても、「よく読んで」だけじゃ、中々改善されないんですよね。
これは性格的な面も大きい要素になっていると思いますので、難しい問題です。

これらの改善すべきところ、ボクにも言える事なんですよね。
というか、ボクが改善しなければ、中々生徒様が改善していくのは難しい。
何かを変えるには自分から。
生徒様に期待するのも有効なのですが、そういう「待ち」以外に、ボクにできる事をしなければ、すぐには変わりません。

例えば今回で言えば、
「那須の作った予想問題はやっておけばかなり点数に差が出てくるというものだと理解してもらう事」
→「那須への信頼度」
ですね・・・。

頑張ります。

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