本日は模擬試験を行っておりました。
一般公開しておりますので普段関りの無い生徒様も来られます。
同じような成績の方でも、かなり実力に差がついてしまっているように感じます。
定期試験の点数や内申点は、やはり入試での点数とは大きく異なります。
正しい実力を把握し、必要な対策をしていきましょう。
ピックアップ！
なお、教科ごとの集計は今回行っておりません。
定期試験、実力試験の5教科総合成績UP！
定期試験では、5教科の平均偏差値が+1.2で向上となりました。
実力試験では、5教科の平均偏差値は+4.0で向上となりました。
実力試験の方は、試験が実施されている3年生のみの集計になります。
なお、模擬試験でも実力上位者（県内100位以内がランキング）として掲載されている方も出ています。
更に上位を目指して頑張ってくれています。
しかし、平均+4.0は55→59や47→51、59→63のような状態が平均しているという事です。
65みたいな方ですと、69に上昇という事もありますが、中々頭打ちでそういう訳にもいきにくいです。
※とはいえ、そういう方もいるのですが･･･
そう考えると、65のような方の上げ幅を支えたり、惜しくも下がってしまった人を支えている人がいる事になります。
少し異常な数値にも感じてしまいます。
5教科総合の成績UP！
今思えば受験生の場合は9教科での集計も必要ですが、5教科のみの集計です。
5教科内申点の平均向上値は+0.1、受験生だけで見ると+0.2となりました。
なお、天井(合計25)の方もいますが、天井を維持しました。
5教科平均が+0.2という数値は、平均で一教科の内申点が1上がっているという事になります。
頑張っていますね！
成績向上特典達成者続出！
結果、成績向上特典達成者が続出しています。
3回連続で成績が向上ですので、達成は本来それなりに難しいはずなのですが･･･。
特典は5,000円の割引になりますが、時期的にお年玉になる方もいるようです。
使い方は保護者様とご相談してください（基本的には保護者がお決めになられるのかと思いますが）。
その他
冒頭の通りなのですが、成績と実力の乖離が大きく見られます。
これは模擬試験の難易度もあるのかもしれませんが、別の問題点を懸念しています。
学校の定期試験は学校の先生が作成されますので、授業中に試験に出る内容を教えてくれます。
これはしっかり授業に参加し、先生の発言を理解できる方にとっては容易く得点にできます。
加えて実力試験も実力試験と言いながら範囲表にはしっかりと何が出題されるか記載されています。
「～ingで名詞を説明する文の語順」等･･･。
これを参考に勉強していると、かなり対策を絞り込めますので、勉強量は少なくなります。
もちろんその出題に関する情報が何を示しているのか理解しなければ対策は出来ませんが。
結果、定期試験や実力試験では、少ない勉強でも得点できてしまう可能性があります。
しかし、模擬試験ではそのような細かい範囲指定はなく、本番の入試も同じです。
普段から出題範囲を参考に勉強していると、何を勉強していいのかわからないので得点できません。
対策出来ないので得点できません。
学校の定期試験や実力試験では得点できるのに模擬試験では得点できない傾向がある方は気を付けましょう。
本番は模擬試験に近いのです。
とは言え試験のたびに復習すれば、自然と力が付くという考え方も間違いではありません。
ただ、うまくいっていないのが実情でしょう。
当塾では、実力試験で指定の範囲を勉強させたりしませんし、学校課題以外の教材も使っています。
※学校の教材も使うのは当然ですが
そうすることが、着実に力を付ける事に役立っているのかなと思います。
