ピックアップ!
2018年度が始まり、最初の学期が終わりました。
2018年度の1学期の成績向上の記録の一部をご紹介させていただきます。
なお、前提となる成績が頂けていなかったりするので、少し評価は難しい部分があります。
入塾前の成績が4月初の実力テストの偏差値で、入塾後が1学期末の偏差値で評価したりしている部分があります。
数学の成績が大幅UPしその後下降はしたものの結果は大幅UP!
ある生徒様は実力テストで点数が+36点、偏差値が+14.9と大幅UPでした。
これは入塾前の実力試験で少しミスが多かったこともあります。
しかしそれでも実力試験で+36点は立派です。
定期試験でも成績を伸ばし、点数が+9点、偏差値は+5.5でした。
平均的に見ると偏差値+10.3で、入塾後一気に偏差値が伸びました。
ただし定期試験の中間試験から期末試験の比較では少し成績を落としています。
終わってみれば1学期としては偏差値+4.8でした。
先の数字がすごすぎて見劣りしてしまいますが、偏差値+4.8は十分高い数値です。
英語の成績は個人差が
ある生徒様は実力テストで点数が+29点、偏差値が+15とこれも大幅UPでした。
数学の解説と同じように少しミスが多かったことが改善され、一気に上がった形です。
しかしそれでも実力試験ですから立派な上昇です。
結果的には+5.8でした。
平均的には横ばいでした。
定期試験の点数的には平均して+5点、偏差値では+0.2でした。
米沢市の特徴で点数的に80点程度でも成績が3という事が良くあります。
これは少し改善が必要だと感じています。
定期試験の問題が少し簡単すぎるんですね。
その反動で実力試験で点数が低いという結果を招き、米沢市の学力低下を招いていると感じています。
理科の成績は数学の割を食った形に
実力試験の点数が-4の後+1で計-3点となりましたが、偏差値的には+2.7でした。
平均的には入塾後点数が-3、偏差値で-1.6となりましたが、その後持ち直し点数が-5点、偏差値で-0.6となりほぼ横ばいでした。
これは私の指導の問題もありました。
数学が受験の鍵を握ると考えていますので、数学に力を入れてしまい、他科目の状況確認が疎かになっていた結果になります。
数学と英語は積み上げの科目なので、早い時期に対策が必要になるので優先的に取り組んで頂いておりました。
そのため、本人任せになってしまっている部分があり、指導はもちろん余り見て上げれていなかったんですね。
あまり直接指導している科目以外は、生徒様の状況が見えにくいのが問題です。
常に演習の状況や、授業や宿題のわからなかった問題があるかは確認はしているのですが、表面化させる取り組みが必要ですね。
定期試験前に模擬試験を行い、状況の確認ができる取り組みが必要です。
⇒フリーの授業に定期試験対策を取り入れました!
理科と社会は勉強法をしっかり覚えてもらいましたので、2学期に期待です。
社会の成績は個人差が大きかったが、最終的にはまずまずの成績UP!
社会については個人差がありました。
平均で偏差値が入塾後で+7.7になった後に下降し、結果的に平均で+1.7でした。
なお社会については内申点の向上値がなんと平均+1でした。
社会の成績が皆、2の生徒が3へ、3の生徒が4になったという事ですね。
成績はそれほど上昇していないのですが、この結果には驚きました。
理科でも書きましたが、社会は勉強法をしっかり覚えてもらいましたので、この後も期待です。
5教科総合の成績は結果を見ればしっかり上昇!
入塾後偏差値が+5になるものの、先の報告の通り期末では下降し、結果としては入塾前と比べて+1.9でした。
そして社会の成績向上が見られたこともあり、5教科の内申点も+1~+2という結果でした。
ある生徒様は実力試験で5教科で+31点、偏差値+6.1でしたからよく頑張っていたと思います!
総合的な偏差値が偏差値が+1.9であることは十分に成績の向上が見られていると判断できます。
内申点が+1~+2というのは、これは十分な成績上昇がみられたと考えていいでしょう。
しかし、問題なのは、入塾後に上がった成績が、入塾前に比べれば上がっているものの、下降してしまっている点です。
ご通塾される生徒様の特徴として以下のタイプがあります。
- ①多少の前後がありつつも成績が伸び続けるタイプ
- ②一度大きく上昇した後下降し、再度上昇をはじめ結果①となるタイプ
- ③一度大きく上昇した後下降し、結果的に横ばい程度からやや上昇となってしまうタイプ
- ④全く変わらない、もしくは下降するタイプ
経験上、9割の生徒様が①のパターンです。
夢を叶える塾の指導方針は「テクニックよりも基本をしっかり」なので、一度に上昇するよりも、徐々に上がることが多いんですね。
ただ、現在のケースは②③のいずれかの傾向が見られます。
何とか②のケースになるよう、関わっていきたいですね。
「勝って兜の緒を締めよ」と良く指導しています。
成績は上がりましたが、「油断してはいけない」という先人の教えでしっかり身を引き締めなければなりません。