定期試験範囲がなかなかにハードです。
こちらにも書きましたが、社会と理科の出題範囲は合計200ページを超えます。
定期試験がどうなりそうか、少しだけ予想して見ました。
定期試験問題の予想
ある中学校では3年生の試験範囲が国語を除いておよそ300ページです。
ワークについては約200ページです。
別の中学校では2年生の試験範囲が国語を除いておよそ200ページです。
ワークについても約200ページです。
試しに対象ページの重要箇所を抜き出してみましたが、社会の問題で約100問になりました。
全部出るとは言いませんが、高い頻度で出題される問題で数えて100問です。
少なくともこの100問を対策しておけば、それだけでかなり得点取れてしまいそうです。
全科目作成し、さっそく生徒様にはお渡ししました。
社会と理科は効果的だと思います。
英語は新しい文法は限られていると思いますので、基礎ができていれば基本的には対策しやすいでしょう。
ただ、熟語等は範囲が広い分難しいかもしれません。
数学は年度の最初は計算問題ですから、数学の基礎が積みあがっていれば対策はしやすいでしょうね。
頑張りたい方には対策用のプリントを配布してあげたいのですが・・・中々それも難しいですね。
懸念点
一方で心配なのは、範囲は広いけど、特定の単元だけ出題されちゃわないかが心配です。
というか、かなりそうなりそうな気がしています。
数学はそもそも年度の最初は計算問題しか作れないのでこれはしょうがないのですが。
社会や理科は範囲が広くなればそれに合わせて単元内を満遍なく出題するべきだと思います。
しかし、それがされない可能性があるんじゃないかなと思っています。
※それでもボクの作った対策プリントは効果的だとは思いますが
当塾、中学校の定期試験の過去問を用いての対策はしていません。
基礎を重視していますので、しっかり学力を高めて得点につなげて頂きます。
過去問を使って偽りの点数を取らせるようなことは考えていません。
しかし、過去の問題を見ると、一部の中学校では同じ問題が出題されているんですね。
今年も同じ問題を使うんじゃないかなと思ってしまいます。
範囲が広いのに粒度は一緒。
すると、漏れる単元が出てきます。
試験に出されないので重要じゃないという印象や、わかっていないところに気付かせてあげられません。
あるいは、すべての単元を出題しようと思うと、低い点数で大量の問題が出題される可能性もあります。
そうなると時間内に解ききれるかの問題や、細かいところに対応しきれない人が多くなる事も考えられます。
平均点がどうなるか
まず、今回の特殊な状況のために、一から問題が作り込まれた場合です。
学校ワーク等の教材はそれなりに細かい所まで出題されています。
通常時であればそのような細かい所まで定期試験で出題されます。
しかし、今回は浅く広くになってしまわざるを得ないのかなと思います。
そのような対策は学校ワークでは想定されていないので、やや対策しにくいですよね。
学校ワークを埋めるだけで終わってしまう人にとっては難しい試験になるかもしれません。
一方で、授業や複数の問題集を使って、何が重要かを理解できている場合は対策しやすいです。
わかれば対策はしやすいので理解している人の平均点はかなり高くなりそうです。
対策できない方の平均点はかなり低くなってしまいそうです・・・。
平均点はやや下がりつつ、上下の差が大きく出るような試験になるかもしれません。
次に先の懸念の通り、過去出題された問題が流用され、問題数が多くなった場合です。
これはなかなか平均点が下がりそうです。
いずれにしても平均点は例年よりも下がりそうですね。
頑張ている人にとってはチャンスです!